スタッフの日々

30代の悩み
2013年06月21日
30代中盤のsns友人が人間関係についてのちょっとした思いを書いていました。
気の合う仲間だけで繋がっていることは、その人達の優しさの中にいるということで自分の成長にはならないのではないか、昔からの友人と疎遠になっていき新しい友人と親しくしていることについて、他人からみて自分はどうみえるのかなど、ひとことで書いてしまうと彼女のいわんとしていることとは違ってきてしまうのですが、とにかく、考える時期なんだなと思いました。
30代って自分も周りも環境や置かれている立場などが変化してきて、以前と同じ感覚で友人と付き合えなくなったり、違和感を持つ年齢なのではないかと思います。
私も私も周りも色々な思いや考えはあれども、悩める年頃であったことは確かですから。
逆に悩まないでいられるほうがすごい。
そして40歳を過ぎた現在は、そこからみんな少しずつ抜けてきている感じがします。
ある友人は「これからの私の理想は孤高に生きること」っていってますし、別の友人と私は「もうこの年になると、はいはい、どうぞどうぞ、って、少しくらいでは動揺しなくなるし、どうでもいいやってなるよね」って。
決して投げやりなわけではないのです。なんだろう。他人がガタガタしていることに惑わされなくなってきたっていうのかな、人間関係に対してある程度のふんぎりや客観視ができるようになってきて、大きく構えられるようになってきたという感じでしょうか。
ちょっとおかしいわって思う人に対しても、そういう人もいるわよね、って鷹揚に構えられるようになったのですね。
楽です、とても。
でもそのためにはやはり30代の悩める時期を経るのが必要。それがないと、ただの面倒くさがりで冷たい人になってしまいますから。
他人を指摘したい時期もありますし、正義を振りかざしたい時期もある。近しい関係であればなおさらその思いは強くなります。また、他人からみた自分というものも気になる時期もあります。他人と自分を比べてしまったりも。色々なものにぶち当たって悶々と悩んで考え込んで、それまでの友人関係から離れてみたり、別の仲間を作ってみたり。そういうことをひとしきりやった後、いつの間にかふわっと抜け出していて、居心地のいい関係を築けるようになる。そんな気がします。
先日、近所に引っ越してきたことで再会するようになった中学時代からの友人達と話をしていたときに「あなたはとっても幸せなのね」といわれました。
なんだか嬉しかったです。
私なりに色々あるけれど、全部ひっくるめて受け止めて来たから、そしてその時々できちんと考えて納得してきたからそう見えるのかな、と思うから。偉いね、頑張ってきたね、っていってもらえたような気がしました。
ちょっと面白くなって、「でも、実は今別居していて離婚するのよ」って話すと、お店に轟くような声で驚かれましたけど。
離婚を考えたときに相談した弁護士の友人も別の集まりのときに「普通、離婚問題でガタガタするとどんな人でも一時は汚くなって、解決した途端、キラキラ輝くのだけれど、この人(私)は最初からずっとやつれない。大変そうに見えなくて、いつも変わらないのよね」と、他の友達に説明していました。
それなりに精一杯悩んでいるのですけどねぇ。
この日記を書くにあたって、どうしてだろうと考えてみたのですが、きっと私のウイークポイントは「家族」で、家族が健康で幸せに暮らしてさえいれば、恋愛も含めて後のことはそんなに大きな打撃にはならないのかもしれないな、と思いました。
離婚だって相手が健康なことには変わりがないですし、私の不在によって、相手がある意味での幸せを失ったとしても別の幸せをみつけることができます。そう、代わりを見つけられるからいいのです。解決できます。
でも家族は唯一無二の存在ですから。私の不在は娘や両親、妹からすればきっと大打撃。私だって同じです。家族の不在は解決できない。
自分自身のことに関しては割と平気なのですが、家族の不安や心配事には本当に心を乱されます。
だからいつでも私は本当に幸せだわ、と笑っていられるのです。だって家族みんなが元気に存在しているのですから。
いつまでもこの幸せが続きますように。
今日のお弁当。
ナポリタン。ベーコン、玉ねぎ、にんじん。
ホワイトセロリとプチトマトのサーモンサラダ。
たらこポテトはんぺんのバター焼き。
オクラとシソの入ったちくわ。
ネーブル。