スタッフの日々

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犬育て

2012年07月12日

パフィ(実家にやってきた保護犬)が実家にくる少し前くらいから、一時預かりボランティアをしてみれば?と両親に薦めていて、いくつかの団体に問い合わせをしていました。

昼間は不在なこと、60代の夫婦2人暮らしであることなどから、いい返事がもらえないこともありました。

近所の公園がノーリードで犬を遊ばせると評判だから、そういう犬達に襲われたら困るから、という理由で断られたこともありました。なんだそれ?って感じでしたが。

その中でパフィのいたfesという茨城の保護団体代表の澤田さんは何度かやり取りをしていきながら、大丈夫と判断してくださり、パフィの一時預かりをさせてくれたのでした。そのまま里親になってしまったのですけどね。

 

パフィの話が進んでいたときに、ある団体の方からお電話をいただきました。「3歳くらいの黒柴の男の子がいるのですが、今いる預かり家庭が留守がちでストレスがたまって尻尾の毛を噛んで抜いてしまうのです。それじゃあ可哀そうなので、別の預かり家庭を探しているのですが、もしよければ預かっていただけないでしょうか」

両親も昼間は不在だと伝えたのですが、「もしたまにでも会社に連れて行ってあげることができれば大丈夫です。」との返事。

あぁ、至急で預かり家庭を探しているんだな、恐らく不在のストレスだけが原因ではないな、と感じました。

その子の預かりブログをみてみると、やっぱり。預かりママさんがストレスフルになっている状態でした。

そうは書いていませんでしたけど、「この子の良さをみつけてあげることができない」「粗相や破壊行為が止まらない」「意思の疎通ができない」と、色々なところでポロっと。

その子のことを考えるといたたまれない気持ちになり私が預かろうかとも考えましたが、なわばり意識の強い我が家の老犬と猫のいる環境では、柴犬が落ち着いて暮らすのは難しいだろうと、思いとどまりました。

お断りするときも本当に心苦しかったです。

その後も気になり、何度かブログをチェックしましたが、プツッと切れてしまっていて。

それが久しぶりにみた今日、新しい預かり家庭での生活が掲載されていたのです!

その新しい預かり家庭での様子をみてホッ。その子の性格をきちんと理解して、その子のよさを引き出そうとするおうちでした。

「洋犬は環境や人に順応するのが早かったりするが、和犬はなかなか心を開かないことがある。この子も今の環境に慣れるまで1ヶ月はかかった。今までで最長記録である。慣れるまでは色々大変だった」

そんな感じで書かれていました。

粗相をしたときはどういう理由なのか、破壊行為をしてしまうときは、柴という特性を頭に入れながら、この子の性格から理解し、対処しているのがよくわかりました。

よかった!本当によかったです。

和犬と洋犬は感覚が少し違うと私も思います。もちろん、洋犬にも色々な種類がいるのでフレンドリーな子から神経質なタイプ、性格もあるので一概にひとくくりにはできませんが。

でも、和犬や和犬のミックスはぺロっと人間の顔を舐めることひとつを取っても洋犬と違うんです、全然。

繊細だと思います、とても。そして自分の規則をとても大事にします。したくなったところで即ウンチ、ってことも出来ないし。

それをわかってあげないと難しいと思うのです。人間の都合に押しつけようとするときっとうまくいかない。理解して尊重しつつ共存すれば、忠実で最高のパートナーになると思うのです。

今ではとても飼いやすい、おりこうさんになっているみたいです。写真をみても穏やかで幸せそう。

人間の子育ても同じですね。

育児書や経験で判断したり押しつけずに、個性や性格に合った形で見守ってあげないと。

それがなかなか難しいのですけど。

 

今日のお弁当。

サンドイッチ。卵サンド、サーモンとケッパー、オリーブ、きゅうりサンド。ハムチーズきゅうりサンド、レバーペーストとチーズ、きゅうりサンド、ジンジャーオレンジママレードサンド。

ソーセージ。

プチトマト。

ぶどうジュース。

 

 

 

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