スタッフの日々

三匹のおっさん
2012年06月26日
娘が「面白いよー」と勧めてくれた有川浩の「三匹のおっさん」
娘が買ったときは随分シブいね、って思った本。
作者は映画にもなった「阪急電車」も書いた人。
阪急電車も面白かったよ、と娘。最近は娘→私のパターンが多いですね。
「三匹のおっさん」
面白い!本当に面白い。そして泣けてきます。
60代の幼馴染の「おっさん」3人が地元の世直しをしていく話。
何章かに分かれていて、毎回事件が起こるのですが、その事件はよくある話。
だけど、その事件のチョイスも私(と娘)好みだし、解決方法も超好み。
よくある題材を面白い、感動、って読ませるところもすごい。「この人、文章がうまいんだよ!」と娘の感想。
スカッとして、ホロっとして。
あとがきまでしっかり読みました。
あとがきでは号泣。
だって、大好きな児玉清さんのことが書いてあったんですもの。
児玉清さんが亡くなった時はまるで身内がいなくなってしまったかのように悲しかったのです。テレビの世界の人にそんなに思い入れることってまずないことなのに。全然知らない人なのに。
その児玉清さんも大好きな本だったんですって。
「この本を好きっていう人とは仲良くなれると思うんだよね。多分、根っこの部分が近い人だと思う。逆に全然面白くない、って人とは難しいような気がする。」と娘にいうと、「そう思う。面白くないって人は人として違うタイプだよね」って。
父にも渡してみました。おっさんと同年代だし。どうだろ。
今日のお弁当。
しらす炒飯。小松菜、シソ、たまごも入れて。
桜エビさつま揚げといんげんの煮物。
ナスの甘酢炒め。収穫したナスで。
クリームチーズ海苔巻き。
プチトマト。
ゴールドキウイ。