スタッフの日々

画像: 本談義

本談義

2011年09月30日

髪切りました。

今回はほとんどおまかせ。「宝塚顔なので男役っぽくみえるのだけはやめてね」とだけいいました。

前回より段が入り、襟足もシャギーっぽい感じ。モードっぽい?娘いわく、吉瀬美智子の短いバージョン。

娘は「この間のほうがいい」といってました。私も前回は自分の希望の髪型だったので大満足でしたが、今回はちょっとだけ違和感、かな。

だけど1週間もすればきっとなじんでしまうことでしょう。

あまり髪型にこだわらない性格なんです。だってすぐ伸びちゃうし。

昨日より今日のほうがすでになじんでいます♪やっぱり短いほうがお洒落だわー、って、電車のガラスをみて悦に入ってるし。

 

先にカットを終えて本を読んでいた娘と美容師さんの会話をシャンプーしてもらいながらチラっと聞いたら、「東野圭吾、ダメなのよねー」って。

一緒だっ!

「私もー。同じ感じで辻仁成も」といったら、「同じー。文章が頭に入っていかないんだよね。冷静と情熱の間ってあったでしょ。彼のほうはダメだった」と。これも同じだ。

冷静と情熱の間はヒロインの視点で書かれた赤い表紙と主人公男性の視点で書かれた青い表紙が同時出版され、赤いほうを江國香織、青いほうを辻仁成が書いていたもの。

もともと江國香織の文章が好きなのもあるけれど、彼女のほうが数段よかった。というより、青いほうはどうも感情移入できなかった。男と女の差もあるかもしれないけれど、東野圭吾と辻仁成は文章がスカしてるように思えてしまう。心の内面が吐露されていないっていうのかな。

そう話したら「そうなのよねー。東野圭吾なんて、好きならばいくらでも読むものがあるっていうのに。なんか損した感じ。でも頭に入っていかないんだもん。冷静と情熱の間もさ、文章力の差が歴然。江國香織は情感たっぷりなのに。私の周りの女の子はこの意見多かったよ」って。

江國香織は美しいもの、文章が。あの人の本を読むと背すじをピンと伸ばしたくなるんです。女性らしく振舞いたいな、とも思えるし。

「やっぱり女性作家のほうが入りやすいよね。ねえ、永遠の0読んだ?あれは男性作家って感じだけどよかったよ。重かったけど号泣した。」

読んでない。戦争の話だもの、最も苦手な。

「そうでしょ。私も戦争系苦手だけど、これはよかった。一気に読むのが残念に感じるくらいだったよ」

その一気に読むのが残念、っていう言葉に反応した私。

そう。話が面白いものって一気に読みたくなるし、実際に一気読みしちゃうけど、心にズンっとくるものや好きすぎるものは読みたいけれど、サラっと読むのがもったいなくて、そして終わってしまうのがとても残念で、今日はここまで、なんて、わざわざ我慢することがある。終わると話の内容とは関係なく、その時間との別れがせつなくて悲しくなるし。そういう本に出会えるのはすごく幸せなことなんですけどね。

最終時間に行ったこともあり、のんびり、しかし熱く盛り上がった本談義。楽しかった♪

永遠の0、読んでみようかな・・・

 

今日のお弁当。

他人丼。豚肉と玉ねぎと炒めて、酒、みりん、だし醤油、醤油で煮てから卵でとじて。豚肉だから他人。

ブロッコリーの煮物。ブロッコリーと油揚げをみりんとだし醤油で煮ました。

ソーセージと野菜の洋風甘辛。ソーセージ、ほうれんそう、プチトマトをバターで炒めて、ケチャップ、ソース、醤油で煮絡めました。

ゴールドキウイ。

 

よい週末を。

kei

 

 

 

 

 

 

 

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