スタッフの日々

泣くと脳は、、、

2010年10月14日

チリの落盤事故。みーんな無事でしたね。よかったー。

感動して涙がでちゃった、という人も沢山いましたね。救出作業をテレビでずっと見てたという人も。

普段はとっても涙もろい私なのですが、この件に関してはなぜか涙が出ないのですよ。

なんでだろう?

そんなことを考えているときに、「おもいきり、泣こう」と表紙に大きく書かれたメトロのフリーマガジンを発見。

早速読んでみました。

「涙」は共感脳がつかさどっていて、その共感脳とは、言葉を用いずとも、他人のしぐさや表情から相手の感情を読み取ることができる脳の一部。そこが激しく反応することによって涙が出るのだそう。

ということは、私は共感できていなかったのですね、閉じ込められていた人たちに。

それは恐らく、私が閉所恐怖症だから。

もうこの事故を聞いただけでドキドキ嫌な気分になりましたから。

閉所は恐ろしくて。頭の中で自分のことのようには置き換えられないのだと思うのです。考えることを止めてしまっているのですね。

人間の脳ってすごいなあ、って感心。

 

共感脳は人間だけに備わっている特別な機能なのですって。

その理由は「人間は他の動物に比べて極端に大脳が発達している分、脳がストレスでいっぱいになってしまう。涙はそういった脳の中に溜まったストレスをリセットする効果があるのです。」のだそうです。

ストレスを感じたときは一度思いっきり泣いてしまうと、パソコンのリセットと同じで頭の中がすっきりと元の状態に戻るそうなのです。

一晩ぐっすり眠ったときと同様のストレス解消が望める、ですって!

すごいぞ、涙!

 

でも、本当はとっても泣きたい気分なのに涙が出てこないときもありますよね。

うわーんっ、って号泣したいのに、その感情をひっこめてしまうとき。

この人の前だとなぜかきちんと泣けない、って場合も。

そういうときは脳はどうなっているんだろう。

未消化な感じだから別のストレスが生まれているのかも?

 

別のページには「泣く」ことの男性と女性の脳の違いが。

嬉しい、悲しい、苦しいといった感情を判断する脳の扁桃体は、実はマイナスの感情を膨らませやすく、女性はその感受性が男性の2倍高いといわれているそう。だから女性脳は男性脳より不安を感じやすいものなのだそうです。

その上、女性は感情を素直に表に出すので男性よりもよく泣くのだそうです。

だけど、「泣くことによって感覚や痛みを麻痺させる脳内麻薬、βーエンドルフィンが分泌されるので、スッキリとした気持ちになれる」らしいので、プラスマイナスで考えると脳の中のストレスの量は結局同じ、じゃない?

女の人の脳は忙しいのですねえ。

でもちょっと納得♪

kei

 

 

 

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