スタッフの日々
お弁当
2010年03月17日
「日本人はお金の使い方が細かいんですって。」
キキが先日、テレビで観た「外国人(アメリカ人かな?)家族と日本人家族に10万円を渡したら」って企画。
外国人家族はみんなで話し合って「旅行に行こう!」旅行先でバーベキューなどをして楽しんだそう。
日本人家族は叙々苑で焼肉。残った4万円を「どうしよう。」それぞれ好きなものを買おうということになり、ドンキホーテへ・・・
うーん。もちろん、家族がかわれば結果も変わると思いますが、この傾向はあるのかもしれない。
日本に住んでいる外国家庭を見ていると、確かにあまりお金を使っているようにみえない。
週末はお弁当を持って家族で公園。自転車に乗ったり、ローラースケートをしたり。
木に飾りつけをしてバースデーパーティをしていたりも。
その分、大きな休みには家族で旅行、って家庭が多いと思います。
洋服だって本当にカジュアル。まあ、スタイルがいいので何を着ても似合うのですが。
「あと、日本人は食事の品数が多いそうです。ご飯の支度に時間をかけることも外国の人からみるとびっくりだそうです。」とキキ。
確かにそうだ。妹がホームステイしていたオーストラリアの家庭にしばらくお世話になっていたときも、食事は本当に質素だった。
朝はウィータビックス(シリアルを固めたようなもの)かオートミール、お昼のお弁当はキッシュかサンドイッチ(それもハムとチーズをはさんだだけのものかピーナッツバターを塗ったもの)、夜はミートソースに白いご飯を丸く型抜いたものをつけあわせて、といったワンプレート。夜は毎日メニューは変わるけど、基本的に朝と昼は同じものが続きます。
娘が小さい頃通っていたインターナショナルスクールでも外国人の子供が持ってくるお弁当に唖然。
だって、日本人母が小さいお弁当箱に小さいおにぎりやミートボールとプチトマトを可愛らしいスティックにさしたものなど、おかずを少しずつバランスよく、食べやすく、彩りよくを心がけて詰めているのに対して、外国人母はジップロックにスティック野菜を入れたものにりんごをまるのまま、コーンフレークにパックのミルクを持たせて終わり。毎日、ポテトチップスとチョコレートだけ、という子もいたくらい。
娘からみればお昼にお菓子を食べているようなものだったので、ちょっぴりうらやましそうでしたけれどね。
母親の立場からすれば、外国スタイルのお弁当ならメニューを考えたり、買い物をしたり、つくるために早起きしたり、といった負担がなくなるので、ラクそうでいいな、と思います。
だけど、中学のときに母のつくるお弁当に対して彩りがいまいちでおかずが少ないのが不満に思ったことから、高校卒業までの6年間を毎日自分で手作りした私にとって、お弁当の充実はとっても大事。
お腹がすいたーってお弁当箱を開けて好きなものや美味しいものが綺麗に並んでいたら、とっても幸せな気分になりますから。
ワンプレートのディナーもたまにならいいけれど、毎日だと自分がつまらない・・・
結局、食いしん坊ってこと?
kei