スタッフの日々
ハル
2020年04月02日
今朝、目が覚めてベッドでうだうだしていると、犬仲間のワンコ、ハルが浮かんできたのでした。8時48分。
「あ、ハル。もしかして・・・」
朝の散歩が終わったらハルママに連絡してみようと思いながら犬散歩に行くと、「なるママ~!」とハルパパが私を呼ぶ声が。
「ハル、今朝逝っちゃったんだよ。」
やっぱり。
「8時45分。昨日、すごく具合が悪くなって、24時間ずっと付き添っていて、夜も一緒に寝たんだよ。で、スーパーに行かなくちゃいけなくて、8時半になり、急いでいったんだよ。レジで並んでいたら、ママから電話があり、今逝っちゃったと。どうして待っていてくれなかったんだよーって。」
わかる。気持ちはすごくよくわかります。
私が自分で最初に飼った犬、カンタは4歳で天国にいってしまったのですが、5ヶ月の闘病、本当に壮絶でしたが、つきっきりで看病している中、まだ1歳だった娘をちょっとだけ公園に連れて行ってあげよう(娘をずっと我慢させていたので)と30分だけ外出。帰り道で義母から「今カンタが!」
あと3分で戻れたのに!
どうして、どうして、って思いました。一緒にいてあげられなくてごめんね、って後悔もして。
でもね、きっとカンタはみせたくなかったんだろうね、って思うことにしたのです。そう思えたのは何年も経ってからですけれど。
だからハルパパにも「男同士、最期の姿をみせたくなかったのかもよ」と答えました。
ハル。
挨拶に来てくれたのですね、私にも。
私の大好きなハル。なるの大好きなハル。
4歳くらいまで野良犬として放浪していたハル。ボロボロでゴミのようなものを食べたり、人間に疎まれたりしながら生きていたハル。
ハルママの一目ぼれでハル家の子になったハル。
ママがペットシッターを始めたのでハルの家は毎日いろんな犬達が出たり入ったりしていて、ビビリな子にはそっと寄り添って、やんちゃななるの遊びの誘いには「仕方ないなあ」と優しく遊んでくれて。
おやつが大好きなハル。
ハルの存在は犬もヒトもみんなが癒されていました。
ハル。ありがとう。
お花を持ってハルのところに行くと、本当に安らかに気持ちよく寝ているようにしかみえませんでした。みんながハンサムという通り、本当に綺麗なままのハルでした。
そしてハルは充分に満足して思い残すことがないようでした。
それくらい幸せだったんだよね。
きっとハルはすぐに天国にいくと思います。
なんだかそう思いました。
ハル、またね。