スタッフの日々

マンゴー

2019年10月30日

ドッグランの土入れの日でした。

多くの利用者が参加して、2時間で落ち葉掃除から土入れまで完了。

手にマメができたり筋肉痛にもなりましたが、達成感たっぷり!

お疲れ様でした!

 

先日、ドッグランで突然倒れ、そのまま天国にいってしまったマンゴーのママもお手伝いにきてくれました。

「マンゴーを育ててもらったドッグランだもの」って。

 

マンゴーが亡くなった日、犬仲間とマンゴーのおうちにお花を持ってお別れにいったのですが、「あっ、マンゴー!」

ソファに眠るように横たわっていたマンゴーの背中や顔のそばでマンゴーが動いていたのです。のんびりと寝たり起きたり、ママのほうをみたり。

怪しいよね、って思ったので口にしなかったのですが、マンゴーは自分が死んだことに気づいていないなあ、どうなるのかなあって気になっていました。

で、妹にマンゴーが寝ているようにしかみえない写真を送り、「この子なんていってる?」と聞いてみると、

「この子、生きてる?魂がそこにないのだけれど。」

そう、今日、死んじゃったの、と答えると、

「この子、成仏するの、少し大変かも。死んだって気づいていないし、ママのこと、大好きだったね。ものすごく可愛がられていた子だよ。しばらく飼い主さんについているだろうね。そしてね、この子は短命だと知ってたよ、自分で。」

あー、頭が痛い。

そういうと、「あっ、うふふ。」

そして翌日、妹から電話があり、「別の用件で(妹が師と慕っている)先生から電話があったから、姉が頭が痛いと、というと、『ああ、お姉さん、お役を仰せつかったんですね。飼い主さんに伝えてください。沢山泣いて沢山悲しんでいいのです。元気だった頃の写真に沢山話しかけてあげてください。早く生まれ変わっておいで、また会おうね、って前向きな言葉は沢山いってください。それを日課にしていてもある日、ふと忙しさから話しかけるのを忘れた、って時がきます。その時、マンゴーちゃんは天に帰るのですよ』って。」

ああ、それを伝えるのね。怪しさ爆裂だけどがんばるわ。

という流れがあったので、土入れの時にマンゴーママにお話ししなくちゃって決めていたのでした。

 

マンゴーのママに「あのね、あの日、私、マンゴーがいたのをみたの。そして、妹が視える人なの。そして、妹が師と慕っている方からたまたま連絡があってマンゴーの話になり、伝えてといわれたことがあるの」と、師匠と妹にいわれたことを話すと、マンゴーママは涙を浮かべながら、「あのね。私、前の犬が死んでペットロスが酷くて元気がなくなっちゃったの。それを払しょくする為に、ようやく飼えたのがマンゴー。でね、マンゴーが亡くなる1週間前くらいに友達から『元気になったね!』っていわれたの。そうしたら死んじゃって。マンゴーは私を元気にするために私の元に来たのかなあって。あまりにもぴったりなタイミングだったから。もしそうだったらマンゴーに申し訳なくて。」

「違うよ。マンゴーはね、最初から短い一生って決まっていたんだよ。で、その短い命を濃く楽しく幸せに生きられるところをってマンゴー家を選んだんだよ。マンゴーをすごーく可愛がっていたよね。毎日ランで沢山遊んでいたよね。マンゴーはものすごく楽しい気分のまま、心臓がとまっちゃったんだよ。楽しいって思いだけしか残っていないんだよ。マンゴーにとってママとパパのところに来たのはものすごく幸せなことだったんだよ。」

そう答えました。マンゴーがそういった気がしたから。

マンゴーのママはそれを聞いて、「ホント?」

そうだよ。マンゴー、ありがとうって感謝しているよ、喜んでいるよ。

後日、マンゴーのママからお礼の連絡をもらいました。

「出張から帰った夫にも伝え、今回のマンゴーのこととこの1~2ヶ月の間に起きていたことが繋がり、何か大きな力が働いていたのだと思えるようになりました。夫も私も寂しいけれど今は穏やかな気持ちです。本当に伝えてくれてありがとう。妹さんにもどうぞお礼を伝えてください。」

道でパパにも偶然会い、「ありがとうございました!おかげで考え方が変わり、気持ちが楽になりました!」

よかった。

私もなぜか色々なことがはっきりと視えたり浮かんだりしたのだけれど、それがママパパにとっていい形になったのであれば意味があったのだもの。

マンゴー、素敵なおうちの子になれてよかったね。またいつか帰っておいで!

 

 

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