スタッフの日々

新たな構想

2019年09月12日

仲良し獣医さんとイベントの打ち合わせを兼ねてのご飯。

千葉の様子はどう?と聞くと、「熱中症で結構な数のペットが死んじゃったんだよね、、、」

やっぱりそうか。暑かったものね、ここ数日。停電でクーラーはない、氷はない、人間のように汗をかけない動物はどんなに辛かっただろうって思います。

動物は救急車にも乗れないし、人間の病院みたいな発電機を備えた設備があるところは少ないだろうし。

普段家の中で飼われているペットはクーラー慣れしているので本当に堪えただろうと思います。

鴨川に住んでいる犬仲間に「大丈夫ですか?」と連絡すると、「うちは発電機があるから何にも問題なし!」って。それもきっとそうだろうと思っていました。あそこなら何があっても大丈夫に違いないですし、近所の人達にお風呂を貸したりもしている様子。発電機を借りたご近所さんは自宅の冷蔵庫を冷やしたりお湯を沸かしたりもできたみたい。よかった。

そこのペット達が元気いっぱいで普段とそう変わらない生活をしていることに安心すると同時に、命を落としてしまった子達が沢山いることに、被害を受けていない私達が積極的に何かできたのではないか、と考えさせられました。

だって千葉なんて車で1時間ちょっとですよ。

もし私が運転上手だったらすぐに駆けつけることができたのに、せめてペットだけでも預かって数日の間うちに置けたのに、、、

いろんなことを考えました。

そして、彼女(獣医さん)が「あのさ、この間のこと、あれから私も色々と考えてみたんだけど・・・」

この間のこととは私が「保護動物の里親さんへの高額医療費を助成する団体を作る」という話です。

「お金を助成すると全面的に言ってしまうと必ずといっていいほど、そのお金を悪用しようとする人間が現れる。現に以前、似たようなことを考えた人にそういう事例がいくつも起こったから。だからさ、『動物の為になることをなんでもやる団体』という感じで作るのがいいんじゃないかなって思う。例えば、被災した場所があればそこにスタッフを派遣したり一時預かりをしたり、里親探しの手伝いをしたり、症状から病院を紹介したりと動物のことで色々と助けることができる団体。その活動の中のひとつとして医療費の助成もこっそり入れておくのがいいんじゃない?相談があった時に、助成ができますよ、って個別に。」

確かにそれはいい案かも!

だけど、それにはすぐに動けるスタッフが必要よね・・・

なにかとなにか、誰かと誰かを繋げることは私の得意分野なので、「こんな症状なのだけど、どこかいい先生いないかな?」という相談があれば(実際にしょっちゅう受けています、これ。なぜか私は動物の病気や病院に詳しい飼い主という認識らしいのです、犬仲間達に)すぐに紹介できるし、里親希望者と里親募集者を繋げることもできる。こんな子にオススメフードは?と聞かれたらすぐに答えられるような人材をストックしておけばそういうことにも対応できますよね。

この団体に賛同してくれる各エキスパート達を集めておけば、ネットで解決できることは多いはず。

だけど。

すぐに駆けつけます!って部分がねー。

どうして運転が下手なのかしら、私。

あーもーーーーイライラするーーーーー。

と思う反面、私が全て背負うと絶対に破綻するのも事実。

やっぱり「駆けつけ要員」も数名必要ですね。

そうか。

でも、できるかも。

やれるかも。

面白いかも!

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