スタッフの日々

スピリチュアルライター?
2019年09月10日
面白い本をみつけました。
筆者の方の紹介をしていた記事をネットで読んで興味を持ち、Amazonで探してみると中古で27円!駄菓子でも最近は買えないですよねえ。
状態も新品のように綺麗だとのことだったので、ポチっとしてみました。
筆者のさくらさんはスピリチュアルライターという職業なのだとか。スピリチュアルな人、こと、占いなどを体験取材して記事にするんですって。
ホントかい!ってくらい、そんなことに引っかかっちゃうの?って心配になるようなお金のつぎ込み方、依存の仕方。
文章力的には微妙でしたが、これだけいろんなところで視てもらえばそりゃあ、書けるわーって感心しました 笑
この本にはスピリチュアル好きな人だけでなくいわゆる「視える人」も沢山出てくるのですが、そういう人達ってなぜかスピリチュアルイベントに参加したり他の視える人達と接点を持ちたがるのですね。
スピがスピを呼ぶ、ってよく聞きますが、私からみると、「探してる」って感じに見受けられるのです。どうして?
もし本当にスピ能力があるならば、他の人のことはそんなに気にならないような気がしますし、神様(天使様、天の方、守護霊様・・・)と自分自身が対話をすればいいじゃないの、って思うのですけれど。
やはり「目にみえないもの」なのでどこかで自信がないのかなあ、とか、こういう世界が身近な人達は一時でもその世界(占いとかスピカウンセリングとか)にハマったことのある、一種の依存性格なことが多いんじゃないかなあ、なんて思うのです。
かくいう私も好きですし、そういう世界をしっかり信じていますよ、昔から。実際に視えることもありますし、ある種の「勘」はやっぱりそっち系だと思いますし。
おまけに、人生で最も苦しかった少し前の数年間、誰かに助けてほしくて、信頼するGさん(視える人)や妹に何度も聞いていました。
それまでの人生も他人に話すと大変なことや頑張ってきたことが沢山で、「よく平気だったねー」っていわれるのですが、他人に迷惑をかけることなく自分で決められて踏ん張れることはどんなに大変でも戦えるのです。
でも、当事者でない他人の心を苦しめることやどこまでも利己的思考の人間を最低だと思いつつ目の前から追い払えないという自分の弱さ、愚かさに辟易してしまった時、自分を自分でどうにもできなくなってしまったのです。
「自分に恥ずかしくない自分でありたい」といつも思っているのに、「最低だ、私」と自分が大嫌いになっていたのですね。自分で自分に頼れなくなってしまったのですね。苦しかったです、色々な意味で。強い私はどこにいったの?って。
そう。本当に自分に自信がある人はスピリチュアルの世界に依存することはきっとないのでしょう。
今の私は、そういう経験をしたことで、人間的にはちょっとだけ深みが出たような気はします。弱さに寄り添えることができるようになった、かも。
でもまあ、元々の性格が「強気」ですし「他人に期待しないほうが楽」だと思っているので、アドバイスも一刀両断が多いとも思いますけれど。
昨年くらいからようやく「視える人?へー、会ってみたいわー」くらいな楽しく軽いわくわく感に戻ってきました。私にしては長かったわー。(何度もいいますが、私はそういう世界を信じていますし、運命論者でもありますよ!これからもみえない世界と仲良く健全にお付き合いしていきたいと思っています。)
話しが随分それましたが、、、
この本を読んで学んだことは「本物の依存体質の人は恐らく一生抜け出せない」でした。
今日の写真。米粉のマフィン。ゴルゴンゾーラとパルミジャーノを入れた甘くないおやつにしました。