スタッフの日々

ソフィ、幸せにね

2019年06月11日

イベントの日にお手伝いをして下さった方から、「前にお会いした時に、保護犬猫の里親を探して下さるとお聞きしたのでお願いがあるのですが」とみせられた綺麗なハスキーちゃんの写真。

「飼い主が入院、退院の見込みがなく保健所に持ち込まれた9歳のハスキーなのですが、福島はすぐに殺処分になるのでなんとか引き出してあげたくて。本当にいい子のようなのです。一時預かりでも構いません。早急にどなたかみつけて下さいませんか?」

心当たりがあったのでまずはその人に聞くと、「今は無理です。」

その話、1ヶ月前に聞いたのにね。わざわざ私に「シニアの犬を探しているからそういう話があれば教えて」っていってきたのにね。

事情が変わることはよくあるので断るのは別にいいのですけれど、その言い方がちょっといい感じじゃなくて。

ご自身も保護活動や動物のことに力を入れているのになー、って残念な気持ちになりました。

あ、ここまでは愚痴で。

絶対に探さなくっちゃと周りに声をかけ、一時預かりであればなんとかなりそうだという感触をもらいつつ、でもできればきちんと家族として受け入れてもらえたほうがいいよね、と。

その翌日、たまたま夕方にドッグランに行くと、朝とは違うメンバーに会ったのでハスキーちゃんの話をすると、

「ねえねえ!オハナちゃんパパー。このハスキーちゃん、里親探しているんだってー!」

ドッグランにいたオハナちゃんというハスキーちゃんのパパがやってきて、「えーっ、殺処分になるの?うちで引き取れないかな。奥さんに聞いてみるよ!」

やった!

その夜、オハナちゃんママから連絡があり、是非うちで!と!!!!

で、今日がその引き取りの日だったのでした。

写真の左がオハナちゃん。右の白い子が保護犬のソフィちゃん(名前もわかっているのです)。

どちらもとっても綺麗でしょ。

動画も送ってくれたのですが、仲良く一緒に歩いていました。

オハナちゃんママから「大切に育てます!」という嬉しい連絡もいただきました。

本当にありがとうございます。

よかったね、ソフィ。

たまたま夕方ランに行ったおかげでとんとん拍子に決まったご縁。

でもオハナちゃんも穏やかな子ですし、ソフィもとっても穏やかだと聞いていたこと、そしてオハナちゃんパパやママがオハナちゃんをとても大切にしているのを知っていましたし、次は保護犬を迎えようと思っていたことを聞き、このおうちなら大丈夫だわ、と思ったのでした。

里親へと紹介する場合、このおうちなら大丈夫、根気強く犬猫を新しい生活に慣らせてくれるという方としか繋げません。

誰でもいいからと渡してしまったら、また悲しいことにもなりかねないですものね。

だから保護団体の方々も私を信じて、って思うのです、いつも。

心配なのはわかるのですが、私だって里親家庭を何度もみつけてきていますし、その全てが幸せなご縁となっています。

私自身が保護した犬猫を里親に譲渡したこともあるので、確かに心配ですよね。厳しい見方になります。私もお断りした家庭もありましたし。

でももし、信じられないのであれば他人(私も含む)に探して、とはいわないほうがいい。

自分だけで探すほうがいい。

 

里親探しをする中でいつももやもやすることをちょっと吐き出しました。

愚痴か、これも。

 

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