スタッフの日々

画像: 不思議メンバー

不思議メンバー

2019年03月21日

水曜日は不思議なメンバーご飯でした。

不思議なといえば、たいてい妹関係なのですが、もちろん今回もそう。

基本的に「仲良し以外の人と食事なんて面倒くさい」「あえて沢山の知り合いはいらない」という性格(そうはみえないのですが)なので、半分が知らない人同士というメンバーって私にとってはかなり不思議。

ただメンバーに共通していることは「動物が好きで不幸な弱い立場の動物の為になんらかの行動をしている」。

それも色々なアプローチで自分なりの行動をしているのが私には魅力でした。

(例えば、同じ団体メンバーの会合だと、活動の仕方や方向性が各人でそう変わることはないですよね。)

塩田妙玄さんという「全ての保護動物が完全フリーで生活できるシェルター」を運営するお坊さんが出席下さっていたのですが、そこの動物達は基本的に重い病気を抱えていたり心にトラウマを持ち、一般の家庭に引き渡すのが困難な子達なのだとか。

こういう方にみつけてもらい、そんな場所で過ごせる子達は幸せですね。辛い思いを沢山してきたのでしょうけれど、それでもここにたどり着けたのは運があったということ。よかったね。

他にも何度も虐待に遭い、背中をV字に切られていたりと、すっかり人間に心を閉ざしてしまい攻撃的で保護団体でも悩んでいたトイプードルを始め、8匹の保護犬を引き取って育てている方(そのトイプーちゃん、今ではその方に甘えられるようにまで穏やかになったそうです!)、「自分は保護活動をすることはできないけれど、自分の生活がひっ迫しない範囲で金銭的な支援を続けます」と塩田さんのシェルターの柵やらなにやら、様々な場所を設置する費用をまかなってくれている女医さんなど、みんなとても素敵な方々でした。

自分のできる範囲で、余裕のある範囲で、というのももちろん素晴らしいとは思います。

が、「できる範囲よりちょっと(どころじゃない人も)無理をしてでも手を差し伸べてしまう」というのが私がとても共感できる部分で、そういう人をみると、私もその人の困っている問題をなんとかしなくっちゃ、って 笑

周りからは「そんなに引き受けなくたって」「無理して他者の為に動かなくたって」って(馬鹿だね、という意味も含めて)とよくいわれるのですが、できる範囲なんて考えていたら、余裕のある範囲でなんて考えていたら、他者の為になんてそうそう動けるはずもなく。

ひとりで子供を育てて、手のかかる犬猫を養っているのですから。

金銭的にも余裕なんてできるはずがないですし、時間的にも仕事と動物の世話、家のこと、子供のことで精一杯です。

それでも、仔犬を引き受けちゃいましたし、同じような話が来ればまた引き受けると思うのです。

保護した犬(猫)がいるから里親を探してくれない?といわれれば、なんとかしちゃう。

運営資金が大変だろうなと思えば、ちょっとでも足しになればとアクセサリーを作ってみたり。

悩んでいる人がいたら、声をかけずにいられない。朝が早かったとしても、夜中でも話を聞いてしまうのです。

「できる範囲よりちょっと無理して」の「ちょっと」なんて作ろうと思えばいくらでもできる。

やろうと思えばやれるもの、と思うのです。

 

そんな「馬鹿だね~」な人と何人にも会えて嬉しい会合でした。

 

今日の写真。その会合での食事は野菜メイン。美味しかった♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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