スタッフの日々
そらくんママ
2019年03月19日
月曜日の朝、ドッグランに行くと、犬仲間が「そらくんママ、亡くなったんだって。」
えっ?
そらくんは小型犬なので、いつも隣りのブース(大型と小型でわかれているのです)にいたのですが、「なるちゃんママ~」とポーチに入った沢山の飴を毎日くれた人。
私だけでなくランのみんながいつもいただいていたのでした。
そのそらくんママの顔をしばらくみなかったので、どうしたんだろう?と心配していると、どうやら体調を崩していたらしいと。
去年の秋くらいだったのでしょうか、元々細いのにさらに細くなったそらくんママが「なるちゃんママ―!」
「大丈夫ですかー?体調を崩されたと聞いていたのですが」というと、「そうなのよー。黄疸がでちゃってまっ黄色。ようやく少し落ち着いたんだけど。」
よくなったのですね、よかったー!
というと、
「まだ完全じゃないのだけれど、こうして体調のいい日はそらを連れてこようかなって思ってるの。散歩も疲れちゃうくらいなの、まだ。」
どこが悪いのですか、とか根掘り葉掘り聞くのも失礼かと思ったので、
「無理しないで下さいね」と返したのでした。
飴のお礼とお正月やバレンタインデーなどにちょっとしたお返しをしたり、お土産を買ってきたりしていたのですが、それからあまり顔をみることができず、つい最近も犬仲間と「そらくんママ、どうしちゃったのかなあ。具合が悪いのかなあ」なんて心配していたところだったのです。
すい臓がんだったそうです。
おひとりなのでお葬式はせず、今は献体中なのだとか。
そしてそらくんは鴨川にドッグランを持つ犬仲間のところで預かっているのですが、里親さんも決まったそう。
亡くなる少し前には犬仲間達が車に乗せて富士のほうへ行ったり、つい先日は車いすに乗ったそらくんママを犬仲間が連れてきていたのだそうです。
会えなかったな、私・・・
寂しいですね、、、
ランのみんなにいつもにこにこと親切にしてくれた美人なそらくんママ。
そんなそらくんママだから、そらくんの幸せを犬仲間達が一生懸命考えて動いてくれているみたいです。
だからきっとそらくんは大丈夫。
そらくんママ、安らかに。