スタッフの日々

ウイスキーって奥が深いのねー

2018年10月09日

北海道にある「ニッカウイスキー余市蒸溜所」に行ってみました。

きっかけは「アメリカ人の知り合いに『余市の20年物ってもう手に入らないのだろうか?前に飲んだらものすごく美味しくて是非また飲みたいと思っている』といわれたんだけれど、どこにも売っていないみたいなんだよね、20年もの。余市の蒸溜所にならあるのかなあ?」という同行者の言葉。

元々、余市はウイスキー愛好者には人気だったそうなのですが、数年前の朝ドラ「マッサン」でみんなが注目、世の中から余市が消えてしまったのだそう。

20年ものの余市はすでに終売しているので基本的には手に入らず、今じゃかなりの高額でネット転売がごくごくたまにある、くらいのようです。

余市蒸溜所にはここでしか買えないという余市もあるということで、じゃあ、見に行ってみましょう、となったのです。

3種類の余市と「余市2000」というのがここ限定らしい。でもその「余市2000」というのは入荷してもすぐに売り切れてしまい、数日前からすでに在庫はないのだとか。「次回は10月中頃になるのかなあと思います」ですって!

とにもかくにも味見をしてみないことにはよくわからないわ、と思い、博物館の中の有料試飲会場へ行くと、マイスターのような(というより多分そうです)スーツ姿の男性2名が。立ち飲みバーみたい 笑

まずはその「余市2000」を。

あらあ、まろやか♡コクがあって柔らかい。甘さもあって、本当に美味しい。でも売り切れ 笑

他の余市3種は樽の種類などで香りや味が違うとのこと。マイスターおじさんに簡単に違いを教えてもらい、オススメはどれですか?と聞くと、「これはもう好みなんですけれどね。僕はこちらが好きですけれど。」

じゃあ、とりあえずオススメの「ウッディ&バニラ」を。

あっ、2000と比べてキリっとしてる。ツンとしてる!

そういうと、「そうですか。恐らくツンっという表現は~」色々教えてくれたけれど忘れちゃった 笑 だって55度の強さでショットが2杯目だもの。

もうひとつの「シェリー&スイート」はどんな感じですか?

と聞くと、「お試しになりますか?」というので、いやー、これ以上飲んだら酔っぱらっちゃう!と答えると、「内緒です。お試しになって下さい 笑」と半分くらいこっそり注いでくれました。

うーん。これは私は苦手。苦味が立っているのです。

あーだこーだと違いを勝手にしゃべっていると、「そうですか!僕と好みが一緒です!そうなんですよ、この苦味はシェリー樽を使っているからなんですよ!」

あっ、私、シェリーが苦手なんです!と答えると、「好みが合いますね!僕もです」と嬉しそうなマイスターおじさん。

どうやら各お酒に対する私の感想がマイスターおじさんのツボだった様子。自分の感想ですら忘れちゃったけれど。

ウイスキー愛好者でもないのにね。ま、食べ物も飲み物もお酒もおんなじだものね、味や香りは。その通りにいっただけだもの。

でも、おかげでウイスキーって面白いわー、味も香りも全然違うのねー、って。勉強になりました。

余市2000だったら欲しかったな。美味しかったもの。

余市20年はさらに濃厚かつまろやか、甘さを感じるウイスキーだったんだろうなって。飲んでみたかったです。

これからもし、美味しいウイスキーを飲む機会があったら、薄めず、氷も入れずに試してみたいと思います。

 

 

 

 

 

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