スタッフの日々

突然キレる人

2017年12月31日

昨日のドッグランでの出来事。

土日祝日は平日よりも犬が多く、知らない犬同士もいることからトラブルもたまに起きるのですが、今回もまたいざこざが。

大型犬を2頭飼っている飼い主さんとまだ1歳未満の中型犬を飼っている飼い主さん。

大型犬2頭はいつも陽気でやんちゃ。群れで動くことも多いので、どちらかがかけっこを始めるともう1頭も一緒に追いかけだします。

襲っているわけではないのですけれど、多頭で追い詰められると怖いと感じる犬もいます。

今回もそのパターン。

ただ、2頭で遊んでいたところにその中型犬が無遠慮にそばにやってきて、それを少したしなめようという気持ちも2頭にはあったのかなあという気もしますが、わーっと2頭で追いかけはじめて、逃げる中型犬を追い詰めてしまった。その中型犬は「きゃいーん!」と鳴き、それをみていた中型犬の飼い主さんが「コノヤロウ!」と走り寄り、2頭を止めようとしている飼い主さんの目の前で蹴りつけたのです。

「ふざけんな、このやろう!出てけよ!」ものすごい剣幕で周りはびっくり。

確かに追い詰めて怖がらせるのはダメです。でも慌てて飼い主さんが止めに入っているし、犬達が咬みついているわけでもなく。その上、その中型犬はいつも他の犬のお尻をしつこく嗅いだり、メス犬にマウンティングしたりと、子犬の謙虚さはゼロ。年上犬の躾という意味合いもあったのかなあって思います。

げんにその日もなるにマウンティングをしようとして、その中型犬はなるに怒られ転がされていましたから。

そうやって犬同士は社会性を身に着けたり、上下関係を学んで行くものだと思うのです。

だけど、人間の子供もそうですが、飼い主(人の場合は親)がすぐに助けに入ってしまうと、鳴いて助けを求めればいいんだ、強いんだって勘違いしてしまうのですよね。

ドッグランに連れてこないのであれば、犬の世界の社会性を身に着けていなくても構わないですが、沢山の犬がいるところに連れて行くのであれば、飼い主はそういうことを事前に学ぶべきだと思います。

それよりも何よりも困るのは、中型犬の飼い主の暴言。

謝罪をしている人に向かって荒々しい言動はありえないですし、そうでなくても大人であれば冷静に注意や抗議をすればいいのに。

このトラブルの後、犬仲間がその飼い主に「怖いよ」というと、「ふざけてるから。ああいう襲う犬はドッグランに連れてきちゃいけないんだ。飼い主も調子こいてるし。」

調子こいてる、、、50代(と思われます)の大人がいう言葉じゃないですよね。

 

そして今朝。

どちらの飼い主さんもいましたよ、ドッグランに。

2頭の飼い主さんは気を遣ってそばに寄せないようにはしていましたが、他の犬とまたちょっと喧嘩になり。その他の犬も荒々しくしょっちゅう他の犬達と喧嘩をしているので私達からすると、まあ、仕方がないよね、って思う話なのですが、それみたことか、と中型犬の飼い主さんは管理事務所に何度も電話を入れ、係員を呼び。

「危険な犬がいるとのことですけれど」と係員さんがやってきたので、「いえ。特に大きなトラブルにはなっていないですし、咬まれた犬もいません。そのクレームを入れた人の犬と昨日トラブルになったのですが、その人の言動のほうが怖くて、みんなびっくりしていました。まるで〇〇〇のようでしたよ。怖くて困ります」と犬仲間で口々に訴えました。

普段はその中型犬の飼い主さんはニコニコと感じのいい人なのですが、以前も同じようにキレて30分以上、暴力的に怒鳴られていた人がいるのでキレることがあるという噂は聞いていました。

プツン!ってなると、周りが一切みえなくなってしまうようでした。

こういう突然キレる人って脳の前頭前野(物事全体を把握して欲望や感情を押さえる働きをする部分)が未発達なことが考えられるそう。

脳は使えば使うほど発達をするそうなのですが、子供時代に我慢や抑制をせずに育つとこの部分の発育が弱くなってしまうのですって。

「腹が立つけれどここは大人の対応をしよう」という判断を下すのがこの部分で、脳の中でも最後に発育し、10代終わりまで発達し続けるのだそう。

叱られたり我慢させられたりすることの少ない甘やかされた子供のその後がこれ、なのでしょうか・・・

怖いですね、、、

 

なんて。

今年最後に爽やかでない日記でした・・・

今年もスパーブに訪問、ご購入いただき、ありがとうございました。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

よいお年をお迎えください。

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