スタッフの日々
手作りご飯
2017年08月31日
なるの耳。
元々汚くなりがちだったのですが、1ヶ月前くらいから真っ黒な耳垢がごっそり!
クレンザーを注ぎ入れてグチュグチュするという病院と同じ洗浄をしても3日空けずに真っ黒。
湿度の多い天候だったからかもしれないのですが、他に当てはまることといえば、フード。
骨折で動けなかったことから全身の筋肉が落ちてしまったので「タンパク質を多めに」と指示があり、ドライフードを今までのナチュラルバランスからオリジンに替えたのでした。
グレインフリー(穀物不使用)のほうがいいかと思うので、ナチュラルバランスもベーシックのものではなく、ポテト&ダックにしていたのですけれど。
オリジンは犬のドライフードの中で最もお肉の含有量が多く、もちろんグレインフリー。
オリジンならいろんな意味でバッチリだわ!としばらく食べさせていたのですが。
ちょっとタンパク質が多すぎちゃっているのかしら?脂質もナチュラルバランスよりも多めだからかしら?
そういえば、仲良し獣医さんが「なるはちょっとオイリー体質かもしれないから、耳も汚くなりがちかも」っていっていたような。
黒い耳垢の正体、マラセチアは、脂っぽい状態がよくないものね。
1ヶ月間、耳のケアをしてもよくならなかったので、やっぱりフードを戻すことにしました。
しばらくはナチュラルバランスのポテト&ダックやスイートポテト&フィッシュ、ベニソンをローテーションさせて様子をみようと思います。
それにしても、食べ物って顕著に体調に現れるのだなあとつくづく思います。
そう考えるとドッグフードっていいのかな、って考えちゃいます。だって、フレッシュじゃないから酸化しているだろうし、同じ栄養ばかりだし。
我が家は昔から肉や魚と野菜を煮たものをドライフードにかけて与えているのですが、それでもドライは主食ですからね。
一度、前の前の犬が癌の時に、完全手作り食を数ヶ月やってみたのですけれど、その子よりももう1匹の子のダイエットに効果があり、ほっそり軽やかな体型になったのでした。
でもそれって栄養的に大丈夫なのかしら?とか、足りないのかしら?とか心配になったのでやめてしまったのです。続けていたら病気もせずに長生きしたのかなあ・・・
というのも、先日、腫瘍専門獣医さんと話す機会があり、「ドライフードなんて人間の都合だから。美味しくないしね。私が知っている猫で28歳、26歳という長寿の子達がいるんだけど、その子達は人間の食べるものをご飯として育ってきたのよ。いろんなものをバランスよくあげればそれが一番いいんじゃないかって思うのよね。」と。
別の人からは「最高齢の犬って30歳を過ぎているんだって。牧場で飼われているラブラドールで仕事を与えられて毎日過ごしているんだって。やっぱりさ、自由に動ける場所で、頭を使うことをしていると心身ともに健康なのかもね」と。
そうか。犬や猫だって上手に生きれば健康に25歳を超えることもできるってことなんだわ、って思ったのです。
東京に暮らすなるは一日中自由に走り回れる環境にいないですし、都会ゆえのストレスも多い。
そう考えると、せめて食べ物だけはもっと考えてあげないと。
なるも茶太郎も大好きな手作りのクッキーもかなり健康を考えて作ってはいますが、日々のご飯もなるべく手作りにしてあげようと思いました。(といっても完全手作りだけにするのは本当に大変&栄養的にやはり不安はあるので、今まで同様、「ドライに肉と野菜の煮たものをかける」のも併用しちゃいますけれど。)
1日2回のご飯のうち、1回は完全手作り、1回は今までのドライ併用。
まずはここからやってみます。
ということで、今朝のなるご飯は「刺身さんまの水煮&ブロッコリー&人参&白米(完全手作りでグレインフリーは難しい)。デザートはヨーグルト」でした。茶太郎にもさんまを。