スタッフの日々
友人からの電話
2017年08月09日
中学からの友人から電話。
「別に用はないんだけどさ、ここ数日どうしているかなって思っていたのよ」
彼女がそういうときはなんとなく元気じゃない気分なはずなので、つとめて明るい声で、だがウキウキではないことをきちんとアピールしながら「いやー。毎日色々あってさー。バタバタしてたよー」と答えると、
「なんかさあ、あーあ、私ってひとりだって思っちゃったりしてさあ。で、今日は大変なことがあったんだよね。それをいう為に電話をしたわけじゃないんだけど、とうとううちの父親が今朝倒れちゃったのよ。玄関で頭を打って血だらけだし、口からも下からも出血しちゃってさ。もう癌も末期で余命数ヶ月っていわれているんだけど、でもそれでもうちの父親もしぶとくってさ、結構頑張ってたのよ。だけどね・・・」
うーん。
「おまけにさ、仕事もいまいちで1年ずっと赤を出し続けちゃって。まあ、新規事業だから最初は仕方がないともいわれるんだけど。そしてね、この間、ボスから『これ、読んで』と渡されたのが、大人のADHDって本でさ。読んだら、ああ、私だって思っちゃったし、テストでも他人にやってもらうとシビアでさ。そうなんだ、私、そういう感じなんだ、って。」
・・・
でも、まあ、そうだと思っていたので、「あなたはそうかもねって思うよ、私も」と答えると、「まじか!」
「でもさ、私はADHDではないと思うけれど、アダルトチルドレンだよ、絶対。みんな誰しも何かの要素は抱えていると思う。それが大きく出るか、日常生活に問題が生じるかってことが問題だけど、自分で知れたってことはいいことだと思うよ。対策ができるから。私はボス、すごいなって思ったけど」というと、
「ボスは仕事で被害を被っているからでしょ」と友人。
それでもそれを伝えるのって、ある意味一緒に抱えていかなくてはならないと思うので、結構な勇気や覚悟がいるはずです。
友人は頭のいい人でもあるので、きっとこれがいい形になっていくと思います。
とりあえず今週末はご飯に行こう!ということになりました。