スタッフの日々
獣を飼う女
2017年06月27日
知り合いから「あのさあ、なんだか白い狐みたいな獣が体の中にいるみたいだなって思うんだけど」といわれてびっくり。
「いつだろう。ずいぶんと昔からのような気がする。幼児期?生まれつき?」
生まれたときから獣がいるの?私に!
「本当のあなたはもっとおおらかなタイプだと思うのだけど。」
うーん。私の1歳の頃のアルバムにも「感受性が強くていつまでもかわいそうだと心を痛めたりしてしまうのが心配」といったことが母の字で書かれていたくらい、私の記憶でも天真爛漫だったことはない。
昔ある人に「あなたは天真爛漫だね」といわれたことがあったのだけど、それはその人が天真爛漫でいさせてくれたからなのかもしれないなって思う。
また、同じ人から「霊の道が広いんだよ」ともいわれた。・・・?
「たとえば、1人の人間に霊が10体収まるとする。10体が上手く収まっていればいいけれど、9体だとその隙間に1体が入ろうとする。だからなるべくその道が狭いほうがいいんだよ。」
・・・初耳だ。
じゃあ、明日の夜から塩風呂に入って邪気を流そう!といって話を終えました。
そして今朝、妹に獣の話をすると、「いないだろ。」
うん。私もいない気がした。
「いたとしても平気で生活しているんだから問題ないって答えておけばいいんじゃない?」とも。
霊の道の話はし忘れたのでまた聞くことにしよ。
私の中に獣はいないと思うのだけれど、でももしかしたら、視える人、感じる人によって、同じものだとしても各々違う形で現れてくるのかもしれないなって思いました。
そうだとすると、その獣の正体は「自分の中で悩み苦しむ問題が暴れ回っている」のではないかと推測します。
面白いです、なかなか。