スタッフの日々

腹立ちまぎれに

2017年03月21日

親なんて子育てをしながら親としてのあり方を学んでいくものだと思う。

だから、ついつい感情に任せて怒って(叱ってではなく)しまうことがあっても、そんなときもあるよね、人間だもの、って思う。きちんと反省してそれを子供に伝えることができればいいんじゃないかと思っている。

心配するあまり過保護になってしまうこともあるかもしれない。これは程度が酷くなるとその後の子供の精神的成長に不具合を生じると思うのでうーんって感じではあるけれど、でも、わからなくはない。本当に程度の問題。

そう。親だって初めての子供であれば子育ても一回目なんだから。じゃあ、二回目ならば上手くできるかといえばもちろんそうでもない。だって、子供もいろんなタイプがあるから同じ問題が起こるわけじゃないし、同じ対処が通じるわけでもないもの。

そんな風に思っているので、たいていのことはまあ、仕方ないかな、許してね、ってお互い思おうよ、って前向きに捉えられるのだけど、でも、でも。

私は元夫に憤慨している、とても。本当に。

娘と元夫の関係は特に悪くない。むしろ良好。私も別に元夫といがみ合っているわけではない。

でも、、、娘への元夫の対応にものすごく腹が立っている。許せない、こいつ。やっぱりこいつと別れてよかった!ってつくづく思う。

元夫と我が家は徒歩10分程度の距離。会おうと思えばいつでも会える。ごくたまに元夫と娘は食事に行くこともある。まあ、年に1,2回だけど。

離婚したから会えないとか、難しい関係になってしまったというわけでは全くないからかもしれないけれど、離れて暮らしている娘への思いやりも思慕もこれっぽっちも感じられない元夫。それが本当に許せない!

確かに娘のことを妙に信頼していて、何かがあっても「だって俺の娘だよ。大丈夫だよ、あいつは。」「あいつはそんな奴じゃない。」

そんな感じで絶大な信用と自信を持っている。

だからこそなのかもだけど、そんな娘に甘えているとしか思えない。

先日の娘の卒業式。今年が卒業だとわかっているのに何もいってこないようだったので、私から「17日が卒業式。4日が大学入学式です」とメールしたが返信なし。娘にも「おめでとう」の一言もなし。

何を考えているのだろう。娘がどんなにその一言を待っているのかわからないのだろうか。娘は元夫が自分のことを考えていてくれている、思ってくれているという確信がほしいはずなのに。

「クズだよね・・・」ポツリと娘が呟いたのを聞き、涙が出そうになってしまったので、「本当にクズだよねー。もうさ、卒業&入学おめでとうのお祝いと京都&沖縄旅行のおこづかいを下さい!って連絡しちゃえっ!」って、わざと明るくいってみたのでした。

「そうだよねー、そうしよう!」と娘も明るく返してきたのだけれど、もちろん連絡を入れることもなく。

まだ待っているんだなあとまた切なくなる私。

クズだよ、ホントに。

養育費ひとつとっても期限通りに支払ってくれることはまずない。せっつくと言い訳ばかり。

恥ずかしくないのかな、なぜいまだに私や娘に甘えるのだろうと首をかしげてしまう。

人は変わらないね、本気で変えたいと思わない限り。

残念だ・・・

私が「この人とはもう本当に無理だ」と思ったのが3.11。東日本大震災の日。

マンションの別部屋で別居という形はとっていたけれど、犬の散歩もお互いにやっていたし、義母も含めて毎晩夕食を一緒に食べていた。

そんなときにあの地震。

すぐに携帯が繋がらなくなった状況だったけれど、親しい人達はその直前に「大丈夫?」と電話をかけてきていた。それなのに元夫(その時はまだ夫)からはなし。

私は娘が心配で会社から歩いて40分近くかけて学校まで行き、犬猫が心配で義母や元夫に電話をかけ続けた。ようやく繋がったときにも娘を迎えに行こうか?という言葉はなかった。

小学生だったんですよ、娘。

元夫は私のことを「この人がいれば絶対に大丈夫。絶対に安心」って思っていたんだと思う。普段の生活でも非常事態でも。

だから娘のことも心配じゃなかった。きっとそうなんだと思う。

会社に連れて帰り、夜まで様子をみて、娘や母と私の自宅に徒歩で帰ることに。帰宅難民のように道が列になってしまっていたので、1時間はかかったかな。

あと5分で到着、というところで、今頃?という元夫からの電話「迎えに行こうか?」

「あと5分で着くからもう大丈夫です」と冷たく返答した私。なぜだと思います?

元夫のツイッターをパソコンからみていたから。

地震が起こってからずーっと、「車で走っているので困っている人がいたら連絡して!拾うよ!」とツイートし続けていた元夫。

順序が違うだろっ!まずは娘の安全確認、それから娘を拾うのが筋だろうがっ!

馬鹿馬鹿しくなりました。

こんなことばかりでした。

生活の全てを私に依存し、私ばかりか娘にまで甘え続けてきたのでした。

それでも娘は元夫を一切責めなかった。

そんな娘の気持ち、きっと全くわからないんだろうと思う。

元夫もそう育ったのかな。不仲な両親で自分のことを気にも留めない父親と夫との不仲を子供への過保護な愛で埋めようとする母親。お金だけは沢山あったけど、幸せな愛がなかったのかもしれない。

元夫は私の実家が大好きで「ここの人達は煩いくらい賑やかで皆自分勝手にしゃべっているけれど、でも、愛に溢れているなって、ほっとする」と何度もいった。

だからこそ私は、じゃあ、これからはそうやって一緒に生きていこう!って思ったのに。

そんな正反対の家の両方をみてきた娘。

比べちゃうよね。寂しいよね。

あーあ。

でもひとつあるだけいいじゃん、ね。

大丈夫、私がいるから。

私の家族がいるから。

でも、元夫よ、、、

お金はきちんと払ってーーーーーー!!!!!

 

 

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