スタッフの日々

赤い悪魔

2017年01月26日

うちの犬、なる。来月で2歳なのですが、「永遠のパピー」と犬仲間にいわれるくらい、甘ったれで動きが子犬っぽい。

眠くなったりつまらなくなると、毛布やクッション、ぬいぐるみを両手で抱えてチュパチュパしています。

アイリッシュセッターという犬種は大人になるのに普通の何倍もかかるらしいので、きっと本当にまだまだ子犬なのでしょう。

先日ドッグランでお会いした方は「昨年、15歳少し前でアイリッシュを亡くしたの。ああ、可愛い♡」と嬉しそうになるを触ってくれていたので、「いつ頃落ち着きましたか?」と聞いてみると、「10歳過ぎくらいかしら?あっ、でも、10歳過ぎても鳥をみれば追うしで」

やっぱり・・・アイリッシュセッターの元飼い主さんで数年で落ち着きましたよ、なんていった人はひとりとしていない。

この方も「破壊王」「赤い悪魔」って呼んでいたみたい。

「でも、そこが可愛いの。一度アイリッシュを飼うとまた飼いたくなるんだけど、自分の体力が十分にないと難しいから・・・」

そういう方も沢山。

この方は「やんちゃだったけど、本当に優しい子だったの。うちの孫には障害があるんだけど、その子が立ち上がるときには後ろから支えたり、そばで見守ったりと、本当に性格の良い子だったの」と。

アイリッシュセッターを飼っていた方は「やんちゃだけど、平和主義で優しくて性格は本当にいいの」ともいいます、みんな。

わかるわーって思います。

ドッグランでも「なるは本当に性格がいいよね。誰とでも仲良く遊ぶし、喧嘩をしそうになっていると間に入ってとりなそうとするし。飼い主達にも皆に挨拶を欠かさないし」といってもらえます。

やんちゃで大変だけど、他者に優しく気を遣える性格であればそれで十分だ、人間でも動物でもそれが一番大切だ、って、半分慰め?の言葉をもらい、そうだそうだ、と納得する私。

まあ、でも、本気で大変ですよ、都会では。田舎で一日中自由に走り回れる環境であればアイリッシュセッターは最高。こんなところで飼ってしまってごめんね、って思います。

先程のドッグランで会った元アイリッシュ飼い主さんは、現在、保護犬のゴールデンレトリバーを飼っているのですが、「もうラクチンで。ゴールデンを飼って大型犬を飼ったことがあるなんていえないわよね。それくらい楽だものー」

わかります、わかります。私も昔飼っていましたから、ゴールデン。

もちろん子犬のときはやんちゃですよ。でも一瞬。子犬時代だけ。ゴールデンはなんてったって人間の話を聞こうとする犬種。聞き分けがよく、叱られればやめるし我慢もします。叱られてしょんぼりしますがすぐにケロリ。あとにひかない陽気な性格。

それに引きかえアイリッシュはやりたいことがあると我慢ができない。叱られてもまたやる。悪い事だとわかっていても。そのくせ神経質で臆病。トラウマを抱えやすい性格。

飼い主がおおざっぱで陽気じゃないとやっていけませんー。

でもなるに出会えて私はとっても幸せ。

あと15年先だったら絶対無理だもの、この子を育てるのは。

だから最初で最後のアイリッシュセッター。大切にしよ。

なんて書いている私の服の中には子猫の茶太郎が。

この子もものすごーく甘ったれで眠くなるとやっぱりチュパチュパ。私のモコモコパーカーをチュパチュパしながら眠ってしまいました。

あー、可愛い♡

 

 

 

 

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