スタッフの日々
濃い散歩
2016年12月14日
夕方。
犬散歩をしていると、昔からのご近所友人に遭遇。彼女も犬散歩中でした。
「久しぶり―。この間、お母さんにお会いして立ち話したよー。その数日前には〇〇ちゃん(彼女の娘)にも会ったー」というと、「私、話したいことがあってLINEしたのに返信なかったよー」と。
えっ?きていないけど。どうやら昔の携帯のアカウントにくれたみたい。
ところで話って何よ?
歩きながら簡単に聞きました。
うーん。それはちょっと苦しいわね。今までの彼女の感覚ではありえないことだから。
「近々じっくり話を聞いて!」
わかった。夜お茶でね。
なんて、話をしていると、宅配便のカートをみつけたなるが興奮してワンワン!
とそこへ、「やっぱりなるちゃんだー。この声もしかして、って思ったんだー」とご近所犬仲間がおうちから出てきた。「時間があったら少し寄っていって」
このご近所さんはもうすぐお引越しで今、その片付けの真っ最中。だからランにあまり連れていけないそうで、大きな、ものすごーく大きなお庭でなると運動会。
と、いつの間にか家の中に入り駆け回るなる。それくらいおうちも大きいのです。
「お茶でも飲んで行って」
お言葉に甘えてお邪魔する私。
「ようやくお父さんとお母さんの65年分の荷物が一段落して今週からやっと私達の荷物に手をつけだしたのだけど、間に合うとおもえないー」ですって。
片付けしながらいちいち寂しいとも。
本当にね。とっても素敵なお庭の木達がなくなるもの寂しいのに、住み続けたおうちから離れるのはものすごく寂しいだろうなって思いました。「9割捨てていけっていわれているのよ。でも9割捨てても新しい仮家に入るかなって」
聞いている私もしんみり。
引っ越しまであと何度か遊びにいかせてね。暴れん坊のなるだけど。
1時間ちょっとの散歩でいろんな人間模様を感じて考え込んでしまいました・・・