スタッフの日々
わけのわからない人
2016年08月10日
ドッグランに行きだした頃、にこやかに話しかけてくるひとりの飼い主さんがいました。
その人の様子をみていると、いつも誰かひとりとずーっとおしゃべりしていました。
私が話しかけられるときも延々といろんな話をしてきました、それも犬のこと以外がほとんど。
そんなに親しくないのにこんなに長くここで話してくるって不思議、なんて思っていたものでした。
その人はドッグランにいる人の職業もよく知っていました。
そして悪口や噂も好きな人でした。仲がよさそうに思えた人の悪口まで。
そのうちに「ねえ、PRの仕事をしているんでしょ」なんていわれました。なんで知っているのかしら?
そこからが面倒なことに。
どうやらある商品の起業をしようと準備をしていたようで、「どうやって広めたらいいかしら?どんな感じに売り出せばいいかしら?」から始まり、「一緒に手伝ってくれると嬉しいのだけれど」とまで。
話を聞いていると、もっと具体的に商品化の話を詰めてからPRを考えるべきだと思いましたし、「お札が宙を舞う夢をみるのー」なんて、ウカレポンチなことまでいっていたので、これは気を付けないと大変だわと。「仕事として話すとうちの会社と御社との契約になってくるから今は個人的に私がわかることであればいつでも答えるよ」といいました。
うん、ありがとう!なんていいながら、これはどうすればいいと思う?こういう風にしたいからあなたのクライアントにも聞いてみてくれない?なんていいだしました。
うーん。距離感がつかめない人なのか、とにかく他人を利用したい人なのか。
やんわり断ったのですが、何度もいわれたので、すごく頑張っているんだなと思い直し、うちの会社のクライアントにちょっとした相談をしてみたりと色々と動いたのでした。
そしてある日。
「明日からその商品の件で海外に行くのですが、その前にその会社の契約書にサインをしてくれますか?メールで送ったので今日中にお願いします」とLINEが。
なぜ私が?その人となんの契約もしていないですし、その人の会社の名前すら知らないのに。
びっくりしてメールに長々と返信文を打っていると、電話をかけてきて、「メールを送ったのだけれど届いてる?」と。
「はい、みました。今返信メールを打っていたところです。あのね、これっておかしい話ですよね。私は御社と契約をしているわけでもないですし、もっというならその商品の会社とはなんの関係もないです。あなたがその商品の総代理店になろうとしているのならばあなたがその商品の会社と契約を結ぶ話ですし、もし何かの情報開示をする必要の為の契約書であれば、あなたが結んだあとでその中からオープンにできる情報を私に教えるというのが常識です。それもきちんとしてからというのであれば、御社と弊社が仕事の契約を結んでからですよね。公的な契約書を私とその商品の会社が結ぶというのはどう考えても非常識ですよ」としっかり話しました。
そんなこといわなくても誰でもわかる話ですけれどね、普通。
「えー、そうなの?私なんにも知らなくて。ごめんねー。うんうん、わかったー。じゃあ、私がサインすればいいのね?了解。帰国したら連絡するからサンプル等渡すねー」って。
で、帰国後は完全無視されるようになりました・・・
同じように仕事を手伝ってといわれて断った別の犬仲間2人も私と同じ状況だそう。
そしてひとりは意地悪までされている始末。。。
私も悪口をいわれているようです。クライアントへの弊社の立場はどうしてくれるんだーっていいたいのはこっちなのにー。
でも、周りの人達は皆感づいているので、その人からどんどん離れていっているようですけれど。
今は他の事業を計画しているようです。すごいね。
わけのわからない人だなあと思っていたのですが、最近は病気なのかもと思うようになりました。
恐らく私に話した商品の件はダメになったのでしょう。で、上手くいかなかったことを他人のせいにする。関係ないのにね。
色々嘘があったようですし。
他にもたくさん思い当たるふしが。
だからきっと自分では全く悪いことをしていると思っていないのではないかと。
うーん。