スタッフの日々

ラブニエル

2016年08月08日

今朝、ドッグランでイングリッシュコッカースパニエルとラブラドールレトリバーmixの子に会いました。

「ラブニエル」というのだとか。

その子は薄茶色で大きさはほぼイングリッシュコッカー、短い毛並はラブラドールで顔立ちはラブとコッカーを混ぜた感じ。

性格はイングリッシュコッカーっぽい感じがしました。

可愛かったです。

「先週、やっぱりコッカーとラブのハーフだという黒い子に会いましたよ。その子は大きさも小ぶりのラブ程度、見た目も足の短いラブといった感じでした。その子もとっても可愛かったですよ」と飼い主さんにいうと、

「えー!じゃあ、同じところから買ったのかしら?」

えーっ!ブリーダーさんから買ったのー?

ドッグランにいた犬仲間によると、その子のブリーダーさんは神奈川にあり、いろんな犬種を800頭くらい飼育しているのだとか。ミックス犬も得意らしいです。

なんだかなー。

私は元々生体を販売すること自体に反対しているのでペットショップもブリーダーさんも好きではないのですが、でも、特定の犬種を愛してその犬種をいい状態で存続させる、普及させるという使命感を持ってブリーディングしているのであればまだ理解できます。(でも私は買わないけどね)

でも、その犬種に問わず繁殖し、ミックス犬を作り、ラブニエルだなんて勝手なネーミングで販売してしまうブリーダーなんて、営利目的以外考えられないです、私には。

勝手にミックスして、遺伝疾患やら問題行動やらが起こる確率は高まらないのでしょうか・・・

その飼い主さんは以前はラブラドールを買っていたのだとか。もう一度ラブラドールを飼いたかった、でも年齢的に次は大型犬だと厳しいので、ラブラドールより小さな、そしてラブラドールの血を引いた「ラブニエル」を購入したのですって。

とっても優しそうでいい人そうなご夫婦だなあとは思いましたが、うーん。

その隣りでトレーニングをしながら里親さんを待っているアリス(という犬)がいるのをみるととっても複雑です。

アリスをトレーニングしている方は犬仲間なのですが、彼女もずっと保護犬ばかりを家族に迎えていて、最近も愛護センターに収容された妊娠したイングリッシュセッターが産んだ子犬を引き取ったばかり。推定10歳のまさにミックス犬がいる上に。

ラブラドールが入った保護犬なんて沢山いると思うのです。そういう子を探してみなかったのかなあ。わざわざラブニエルにたどり着くくらいならそういう子も探せたでしょうに。ねえ。

人それぞれ考え方が違うので口にすることはありませんでしたが、なんとなく悲しく思った朝でした。

ちなみに、、、その黒いラブとコッカーのミックスちゃんは、購入した犬ではないのですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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