スタッフの日々

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電話を切った訳

2015年10月06日

昨夜のこと。

親しくしている人と電話で話をしていくうちにだんだん険悪ムードに。

今まではどんなに理不尽だと思おうと、どんなに酷い言葉だと思おうと、自分から電話を切ることはなかったのですが、昨日は、これ以上この電話で話をしても自分の気持ちや考えをわかってもらうことはできないし、どんどん誤解されていく一方だと思ったので、「今日はこれ以上話しても無理だから切るね。おやすみなさい」と相手の返事も聞かずに電話を切ってしまいました。

すごく嫌な気分。

そういう態度を取ったことも嫌ですし、でもそうせざるを得なかった会話の内容も嫌で、げんなりしながらふと横をみると、安心した顔でぐっすり眠るセッターちゃんが。

私の体にぴったりくっついています。

そう。この子の幸せを一番に考えてあげなくっちゃって思いました。

アイリッシュセッターはものすごい運動量を必要とする犬です。全速力で自由に走りまわれる環境を与えてあげないといけない犬です。

そして、子犬の今は、犬社会で遊んだり、叱られたりしながら、様々なことを学ぶ時期。

神経質で警戒心の強いこの子は、いろんな場所でいろんな時間にいろんな人や犬と触れあうことにより、人間社会でも犬社会でも楽しく生きることのできる性格に育つと思っています。

最初はすごくおどおどしていましたし、ストレスでの破壊行為が酷かったのですが、今は沢山遊んでその後はぐっすり。

頭のいい子なので、面白くないことがあるとモノに当たるタイプなのですが、それも随分少なくなりました。

私が外出すると不安から鳴き続けていたのですが、お留守番も少しずつできるようになってきました。

信頼しきっているのです、私を。

だから、この子が幸せに生活していけるように人間の私が考えてあげなくっちゃ。

代々木公園で一緒の犬仲間とよく話すのがこんなこと。

「自分の飼い方が絶対とは思わないけれど、犬の性質を理解して、少なくとも自分でできる限りの最高の幸せを犬に与えてあげたい。犬は自分の人生を選べないから。飼い主も選べないから。」「人間の生活に犬を合わせればいいっていう人がいるけれど、それは違うと思う。人がその子を選んだのだから、できる限り犬の生活に人が都合をつけるべき。」

大変ですよ、動物を家族に迎えるのは。

特に大型犬は散歩ひとつをとっても、体力、時間、周囲への精神的配慮など、本当に大変。

子犬ならなおさらです。

お金もかかるし。

でも、そんなこと、ふっとぶくらいに可愛い。

信頼しきって甘える姿をみると、よし!私が守るんだ、この子をって思うのです。

よかったねー、うちにきて、って心から思いたい。

セッターちゃんが楽しそうにドッグランで走る姿をみると、ああ、よかった、嬉しいよね、って。私まで嬉しくなってしまうのです。

この姿をみてもらいたいです。本当に楽しそうに走るんですよ。遊ぶんですよ。

ただ、散歩をすればいいってもんじゃないんです。

近所の散歩でも、なるべく沢山の人に可愛がってもらうようにしています。人間っていいもんだな、って思ってもらいたいから。

 

私がなぜ、電話を切ったのか、わかってくれないかな・・・

 

今日のお弁当。

鰤の照り焼き。

えのき茸とちりめん山椒のなめたけ風。

玉子焼き。

オクラのだし漬け。

カラフルプチトマト。

濃厚チーズ。

レインボーキウイ。

チョコレート。

 

 

 

 

 

 

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