スタッフの日々
○○妻の最終回を観て
2015年03月20日
水曜日の夜、友人と食事をしていたところに娘からの電話。
「○○妻観たんだけどさあ、もうどん引き。最悪だったー」
○○妻とは、水曜22時から日テレで放送していたドラマのこと。我儘で自分勝手、おこちゃまな夫とその夫に自分の全てを捧げている妻の話でした。
ニュースキャスターの夫は正義感たっぷりで歯に衣着せぬ発言が人気。家では毎日の服選びをはじめ、何から何まで妻にしてもらう生活。妻は番組を毎日観て、夫のコメントの感想を書くのが日課。
痒いところに手が届く、妻の鑑のような人だけど、実は2人は契約結婚。妻には秘密があって、、、
話が進んでいくうちに、何故妻は契約結婚を提案したのか、それを知った夫の戸惑い、それでも本当はお互いがお互いを愛し、必要としていて、前回の放送では本物の夫婦になり、という話でした。
それが。
録画してもらっていたので昨夜観たのですが、うーん、娘のいう通り、なんだこりゃ、って感じ。
この終わり方、救われないわー。
妻は夫の報道マンとしての姿勢をとても尊敬している。その尊敬する人の為に自分の人生を捧げようと決心する。そうすることで妻自身も救われたいと思っていたんじゃないかなというのは私の感想。
夫は妻の存在の大きさ、愛情の深さに気づき、妻の支えがあってこその自分だとわかる。
布団を並べて寝る幸せ、手を繋いで買い物をする幸せ。ようやくそうなったのに。
苦しんだ分、ハッピーで終わってくれないと。
一番つまらない結末だったなあって。観る前に娘に「まさか、××ってことになったりなんかしないわよねえ」っていったのがそのまま。陳腐だ。
主役以外の人達の言動も無理矢理だし。
妻の母親役の黒木瞳の演技が上手だったのが救い。
最終回って多いですよね、こういうの。あーあ。
今日はウロボロスの最終回。
こちらは全話が本当に面白かったので、娘と超期待しているのですが・・・