スタッフの日々
駅での出来事
2014年03月19日
30代と思われる母親が2歳くらいの元気な男の子を抱っこしながらホームの階段を下り、ベビーカーは駅員さん2人が担いで下りていたのですが、その横で祖母らしき人が駅員さん達に延々と文句をいっていました。
「エレベーターはないの?車いすの人はどうするのよ。おかしいじゃないのっ!」周りに聞こえるくらいの大きな声でです。
駅員さんの言葉は聞こえなかったのですが、恐縮している様子はわかりました。
おかしいじゃないのっ、はあなた達です。
母親の腕の中で元気いっぱいの男の子。もし歩けるのなら手を引いて階段を下りればいい。
ベビーカーは畳んで運べばいい。
一番おかしいのは手伝ってくれている駅員さん文句をいうこと。本来は感謝すべきところですよ。
だいたい、ベビーカーと車いすを同じ土俵にあげようとするのは間違っていると思います。
ベビーカーに乗るのは小さい子供。保護者が抱ける重さです。ベビーカーも折りたためるようになっていて、肩に担げるようにできるはずです。
母親ひとりで同じくらいの子供を歩かせ、ベビーカーを運ぶ姿もよく見かけますよね。子供を載せたまま運ぶ姿も。もちろん見かけたらお手伝いはしますが、基本は自分でやる、というスタンスで外出すべきだと思うのです。
以前書いたマタニティマークもそうですが、席を譲ってもらって当たり前、手伝ってもらって当たり前、という感覚はおかしいです。
だからトラブルが起こるのです。
謙虚な気持ちでいれば自然と感謝の気持ちが生まれますし、感謝の気持ちがあれば手を差し伸べるほうも気持ち良くできます。
自分も他人も幸せになりますよね。
ものすごく簡単なことだと思うのですけど。