スタッフの日々

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思ったこと

2013年12月13日

大田区のマンション解体で行き場のなくなってしまう猫ちゃんのニュースが少し前に話題になっていました。

マンション住人が立ち退きの際に飼っていた猫を置いていってしまったことが発端らしいのですが、その住民はひとりで10匹ほどの猫を飼っており、それを置いていってしまったので、まずは10匹。他の住民も同じように置き去りにしたらしく、それを入れると15匹。可哀想に思った人が餌をあげるようになり、近所の野良猫達もやってきてしまい、一時は25匹くらいになっていたのだとか。

ボランティアや近所の人達が避妊手術をしたり、餌をあげたりと世話をし、目の悪い子や足の不自由な子を含め、何匹かは里親がみつかったので、今は15匹くらいになったそうです。

週明けにいよいよ解体工事が始まるらしく、ボランティアの方々を通じてツイッターでも里親や一時預かりなどを呼び掛けています。

基本は飼い猫だった子が多いので、人馴れしているようです。年齢も1歳~3歳と若い猫が多いとのこと、里親が見つかりやすい条件だと思うのですが。

私も週末にケージを持って見に行こうかとも思うのですが、我が家は犬がいるので大丈夫かしら、とも思ったり。

さらに心配なのは、悪意のある人間が猫を連れて行ってしまわないだろうか、ということ。人馴れしているなんて、格好の条件ですものね、悪い人達にとっても。

なんとか皆いい形で新しい家族の元で新年を迎えられるといいのですけど。

そのためにもボランティアさんに何か協力できないかな、と思っています。

それにしても、ボランティアさんも保護団体の方々も「次から次へとだわ」っていつも思っているんだろうなって思います。身勝手な人間のせいでね。情けないやら腹立たしいやらって感じなのでしょう。

色々な情報を目にするだけの私でさえそうなのですから、実際に自分の時間を最大限に活動に費やしている人からすれば当たり前ですよね。心も時間もお金も活動に注ぎ込むことになるのですから。

だから仕方ないのかもしれないのですが、活動をしている人の多くでだんだんと「怒り」が前面に出てきてしまうのが少し気になってしまうのです。

身近で最悪な人間をみて最悪な場面を経験し、ヘトヘトになりながら善意で活動しているのですから、そんな気持ちになるのは理解できます。

でも、寄付だったり、お手伝いだったりと一般の人の手を借りたいのであれば、その怒りを感じさせないようにしないといけないのではないかなと思うのです。それと共に、「私はいいことをしている。弱い者の為に頑張っている。」という気持ちも見せてはいけないようにも感じます。

人間ですから、もちろん、そう思ってもいいと思うのです。だけど、仲間以外に見せちゃいけない。「だから少しは協力してくれてもいいじゃないの!」って聞こえてしまう。

ある保護団体の方が「1000円でも2000円でも構わないので」と団体のブログに書いていました。大手術をする子がいたり、目の治療が必要な子がいたりと確かに大変そう。

だけど、1000円、2000円ってそんなに簡単じゃないですよね。

寄付をしたり、支援をしたりする人達も、そこだけじゃなく、様々な団体に少しずつお手伝いをしていたりするのです。1000円で10団体の寄付をすれば10000円です。本当は各団体10000円は寄付したい、物資を送りたい、でも、、、そんな人も少なくないはず。

その方の書き方は「たった1000円~」とついているように感じられて。

大変なのだと思います。それをいいたかっただけなのだと思います。でも、ね。

心の中では何を思っていても勝手ですが、守っている動物達の為にも、ここはひとつ思慮深い対応、言動をしたほうが上手くいくのではないかなと思います。

 

今日のお弁当。

鮭のせご飯。

牛肉とカイランサイの韓国風炒め。

チーズ巻き揚げ。

アスパラベーコン。

みかん。

 

 

 

 

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