スタッフの日々

香りを選ぶ

2013年10月29日

周りの人に「私に似合う香りを教えて」と聞かれることが多いです。

香り好きなので嬉しいのですが、頭を抱える質問でもあります。

私がどんなに素敵!と思う香りでも相手もそうとは限らない。香りの好みって本当に人それぞれですから。

「どんな匂いが好き?花っぽかったり、フルーツっぽかったり、石鹸のようだったり、スパイシーだったり、ベビーパウダーのようにふわっとする感じだったり、お香のようだったり、色々あるよね」って、まずは好きな系統の香りや苦手な香りを聞きます。

花といっても、スズランのようなグリーンぽくって爽やかなものから、くちなしや金木犀のように濃厚な甘さのもの、バラのように華やかなものまで色々ですし、生花であればどんな花でもそこに少し緑を感じるスッキリさがあると思うのですが、人間が作ったフレグランス商品の場合、全く同じようには再現できず、例えばくちなしであればその特徴的な甘さが強調されるように思います。

だから、くちなしが好きといわれたら、その香りのどの部分に魅かれているのかまで知りたいなって思うのですが、余程香りに興味のある人じゃない限り、そこまで細かく答えられないですよね・・・

香水は香りが変化していくのでさらに難しいのです。トップやミドルの印象がよくてもラストノートがダメってものもある。私にとってはブルガリのフレグランス全般がそうなのですが、どうしてもラストが苦手。ブランドってラストに統一感を持たせていることが多いので、違う香りを試しても、やっぱり・・・って。

そこが香水の醍醐味でもあり、変化全てが好きだと「運命の出会い!」ってなるのですけれど。

それに比べると、スパーブキャンドルは香水ほど香りの変化がないので、最初の印象を気に入ってもらえれば安心してオススメできます。

ただ、精油をブレンドして香りづけした「スピリチュアルコレクション」「エフィケイシャスコレクション」は精油によって残香性が違うので、時間が経つと薄れていく香りと留まる香りでバランスが変わるので、ほんの少し印象が変わるかもしれません。

季節や天気、体調でも好きな香りは変わるので、香水でもスパーブキャンドルでも、いくつか種類を使い分けるとさらに楽しめるようになるんじゃないかな、って思います。

 

今日のお弁当はなし。

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