スタッフの日々
たらこの夏
2013年08月06日
うちの1歳1ヶ月の猫、たらこちゃん。
去年の夏はタオルにくるんで膝の上で一日を過ごすような赤ちゃんだったので、本人にとっては初めての夏。まさにエンジョイ!って感じです。
昨日は夜に出て行ったきり帰ってこない。明け方、カリカリとご飯を食べる音が聞こえたので、「やっと帰ってきた」と思った瞬間、また外へ。
しばらくすると、ピンポーンとチャイムが。まだ6時前なのに?
とりあえずインターホンで応対してみると、「あの、子猫を拾ったんです」と女性の声。
きっとたらこだ!と思い、慌ててドアを開けると、外国(ハーフかも)の若い女の子が逃げようとするたらこを一生懸命おさえているところでした。
「○○さん(私の名字)ですよね?」
首輪をみて連れてきてくれたようです。
「はい。ありがとうございます!」といい終わる前に、たらこ脱走。
「もしかしていつも外に出ているんですか?」
「そうなんです。家の周りでウロウロしているだけなんですけど」
「この先で見つけたんですけど大丈夫ですか?」
「はい。裏はよく行くので大丈夫です。ご心配おかけいたしました」
「そうだったんですか?すみません、ホントに」
「いえいえ。こちらこそ、本当にありがとうございました。お心遣い嬉しいです」
こんなやりとりを交わしました。
いい人です。朝早かったのでかなり恐縮していましたが、嬉しいです、本当に。ご心配をおかけいたしました。
そのまま起床して、犬の散歩に。今日は無風で蒸し暑かったので、この時間で正解でした。
帰り道に私達を見つけたたらこがついてきましたが、たらこの散歩同行は危なっかしいのです。
猫ってぴったり並走するのではなく、車や人通りに気をつけながら、場所から場所へささっと動いていくのですが、たらこはその距離が長く、弾丸のような早さなのです。周りの人が鉢合わせをするとびっくりするくらい。
何かにぶつからなきゃいいけど、といつもハラハラしているのですが、本日ついに。。。
家のすぐそばの角を曲がった私達を少し後ろから追いかけてきたところ、その角からサラリーマンの男性が曲がってきてバンっ!
持っていたアタッシュケースにぶつかったたらこ。そのはずみで首輪が外れて、驚いたたらこは物陰に逃げ込んでしまいました。ぶつかられた男性は何が起こったの?って感じでした。
名前を呼んでみたものの、あまりにもびっくり(&ちょっと痛かったのかも)して出てこない。
仕方がないので一度家に戻って犬を置いてから、首輪とおやつを持って再度呼んでみました。
しゃがんでおやつを見せて呼んでいると、少しずつそばにやってきました。怖かったんだね、やっぱり。
知らない人に抱きあげられたり、ぶつかったりと今日は色々あってかなり疲れたたらこ。
それから夕方の今までただただ家で寝ています。
刺激的な初めてのたらこの夏・・・