スタッフの日々

新聞やらニュースやら
2013年02月20日
今朝の新聞にオランダの「助け合いシステム」の記事がありました。
その記事に載っていた奥さんと二人暮らしの男性は、脳梗塞で倒れた後、しばらくは家に1人でいるのが怖かったのだとか。
その話を聞いた上階に住む男性が「じゃあ、自分が行ってあげる」と、毎日数時間、話し相手として一緒にコーヒーを飲んだり、車いすを押して散歩に連れ出したりと、その男性の元に何年も通い続けていたそうなのです。自分が認知症になるまで。
そのおかげで奥さんは買い出しに出かけたり、用事を済ませることができ、とても助かったと書いてありました。
元々同じ建物に住んでいたので顔見知りではあったのですが、友人というわけではなかったそう。
だけど、「毎日行くのが楽しい」とボランティアというより、楽しい日課として過ごしていたのだということです。
このように、国に頼るだけでは心もとない、ご近所同士で助け合えないだろうか・・・そういう考えが広がり、ボランティア登録システムも生まれているみたいです。
日本ももっと近所間のお付き合い、助け合いが広がればいいのに。
そう思っていたところで、今日のニュース。
フィリピン人の母親が今月9日から一時帰国、14歳の長女と3歳の次女の2人で留守番(元々母と子供達の3人暮らし)をしている間に3歳の次女が自宅で死亡してしまった、、、
愕然としました。
今月は9~11日が土日、月は休日。12~14日の平日に長女が体調不良で学校を休んだために学校が電話、15日に長女は登校。16、17日は土日で18日にも登校。帰宅すると妹が倒れており、自分で通報した、という経緯。
3歳の次女をひとり残して学校に行かなければならないなんて。どんな気持ちで学校で過ごしていたんだろう。
次女は体調が悪かったのだろうか?事故だろうか?かわいそうに。寂しくて辛かっただろうに。
14歳のお姉ちゃんは一生心に暗く重いものが残ってしまうはず。大人の都合でこんな結果になってしまって。考えるだけで心が痛いです。
母親は誰かに託していくことはできなかったのだろうか。
近所の人は気づかなかったのだろうか。
学校や市に相談できなかったのだろうか。
事情がよくわからないので、疑問ばかりなのですが、親切な大人がいさえすれば子供達がこんなことになることもなかったに違いありません。
お金を出せば色々なサポートを受けることができるのは当たり前。
でも余裕のある人なんてそんなに多くないですよね。
もし、この子達の周りでオランダのようなシステムがあれば、こんな残念な結果になることもなかったのに。
私はおせっかいおばさんを目指します!
今日のお弁当。
2段ご飯。下は海苔、上にふりかけ。
ハンバーグ。
紀文の魚河岸揚げ(しょうが味)とスナックいんげんの煮物。
ブロッコリーとツナ、コーンのサラダ。
聖護院大根ときゅうりの塩昆布漬。
プチトマト。
キウイ。