スタッフの日々

たろのお葬式

2013年01月30日

月曜日の日記で書いた、たろのお葬式をしてきました。

我が家は代々、府中の「慈恵院」というところでお願いしているのですが、こちらの立会火葬は人間の葬儀をコンパクトにした感じで、まさに至れり尽くせり。

白い段ボールでできたお棺に入れ、自分たちで用意したお花などを一緒に入れて、お坊さんの読経の中、お焼香をしながら火葬をします。火葬が終われば、みんなで骨を拾って、「これが喉仏で~」というお話を聞き、観音室で再びお坊さんの読経&お焼香。お坊さんによってはここで名前の由来や人柄(犬猫柄?)を交えた故人(犬猫)を偲んだ話をしてくれたり。

どんな形で見送っても、きっと本人は何とも思わないので、飼い主の自己満足なのですけど。

でも、骨の状態を確認し、骨壷に納めるところまで立ち会うことによって、少しずつ気持ちも納得できてくるように感じるのです。

たろはひとりで車に轢かれて、ひとりで死んでしまったので、最後くらいは見届けたい、という思いも大きかったですし。

いつもは形が無くなってしまうのは寂しくて、火葬にする前は本当に辛いのですが、たろは顔が原形を留めていない、とても痛々しい姿だったので、そのままにしておくとずっと痛いような気がして、早く骨にしてあげたいと思いました。だから今は少しほっとしています。

お葬式には私の両親と娘と犬のとびと一緒に行きました。

みんなに送ってもらって、甘ったれのたろは嬉しかったんじゃないかな。やきもち焼きだったし。

たろがいなくなってから、とびも少し様子がおかしいです。物をいいたげに人の顔をじっと見たり、いつもと違う場所にいたり。

みんな悲しいんだね。

とうとう、我が家は犬と猫、それぞれ1匹ずつになってしまいました。

寂しいね。

買い物やとびの散歩で近所を歩くと、「ここで車が来ないか確かめていたな」「早くおいで、っていうと、慌てて走ってきたな」「この家の庭が好きで、よく寄り道していたな」なんてことばかり思いだしてしまって。

こんなに大きな存在だったなんて。

大好きだったな、本当に。

おやすみ、たろ。

ありがと。

 

 

 

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